2009年1月28日水曜日

野村「ハイイールド投信」が人気だという……おいらは止め!

日経新聞によると、売り出し直後で1000億円の枠が売り切れたという:
【本日の投信設定】野村米国ハイ・イールド債券投信(通貨選択型...|国内籍投信|投資信託ニュース|ヘッジファンドクルーク -HEDGE FUND KLUG-: "野村アセットマネジメントは28日より、米ドル建てのハイ・イールド債に投資し、為替ヘッジをする通貨を7種類から選択可能な「野村米国ハイ・イールド債券投信(通貨選択型)」の運用を開始した。"
おいらは見送った。

ブラジルレアルでヘッジすれば軽く30%、円でヘッジしても年率10%のリターン。

でも大元の「ハイイールド債」とやらが高リスクであるから金利が高くとれるに過ぎない。同じスキームで米国国債を買えば、円にヘッジすれば金利は日本国債並みになってしまう。なんだってこと。レアルにヘッジしたら高リターンっていうのも同じ理屈。

今後、企業倒産が世界的にどんどん出てくる。だから高い金利でしかダメ企業は調達できない。やみくもに高金利になびく「金利豚」は必ず自滅するとはタブレの証言。金利が高いのには理由があるのである。

低金利時代に一番確実な利殖方法は「節約」。あくどい利権集団にボラれるだけの商品(国産農水産物など)への消費を控えるだけで、絶対確実な現金リターンが日常的に確保できる。これが出来ない人は、例えば一本100円のネギを安いと思って買っているような人は、確実に人生の「負け組」になってしまい、悲惨な老後を送ることになる(今の金利では100万円の資産でも年数百円の金利収入にもならない。高いネギを毎日買うのは毎日100万円の資産をドブに棄てているのと同じこと)。これ人生の苦みを知っている年寄りの忠告。メモであるぞ。

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